賃貸の建物や設備が壊れた時の修理代負担は誰がする?
賃貸物件でエアコンやトイレなどが壊れた時、修理費用はオーナー負担になるのか、グループホーム負担になるのか気になりますね。
オーナー負担と借主負担の基準について説明いたします。
① 建物に関する修繕はオーナー負担
建物とは屋根や外壁の補修、給排水設備や電気設備の修理などのことです。これらは主の居住環境を確保するために不可欠なものなので原則オーナーが修理代を負担します。
② 設備の修理はオーナー負担
エアコンやシャワートイレなど入居時に設置してあるものが壊れた時、オーナーが負担するか借主が負担するのかは契約時に取り決めをして重要事項説明書に記載します。重要事項説明書に設備と書かれているモノはオーナー負担、書かれていないモノは借主負担が原則です。
③ 消耗品や少額の修理は借主負担
網戸の穴、パッキンの劣化による水漏れ、障子やふすまの破れなど消耗品および少額の修理は借主負担が原則です。建物に関するモノや設備でも借主の過失による修理は借主負担になります。
賃貸に関する修理負担や退去時の原状回復に関するルールは国土交通省がガイドラインを示しています。グルホサポートの賃貸契約は国土交通省のガイドラインに沿ってオーナーと協議しています。
2024年11月23日 08:20